2016年「地域貢献賞」

栃木県下野市のASA下野・遠藤透所長は、地域のよりよい街作りを目指し、古紙回収を通じた寄付活動や国道の清掃活動、剣道のボランティア指導に取り組んでいる。

2010年４月から古紙回収売上金の一部を東日本盲導犬協会に継続的に寄付している。古紙回収時にトイレットペーパーを配布しないことで捻出した費用を寄付することについては、読者の理解を得ており、読者が社会貢献活動に取り組んでいるという意識を醸成することにつながっている。06年からはボランティアで月１回、エリア内の国道４号上下線１キロの清掃活動を販売所全体で行っている。

また、地元剣友会で小・中学生向けにボランティアで行っている剣道指導は、1990年５月から継続的に取り組んでいる活動で、これまでに指導した生徒は200人を超える。剣道７段の遠藤所長は現在３代目の館長を務め、地域の青少年育成に貢献している。