〈広告出稿の意図・狙い〉
東日本大震災から5年が経過し、復興への思いを新たに「いぐする!宮城サポーターズ」を立ち上げました。「良くする」という意味の仙台の方言「いぐする!」を合言葉に、地域の新聞社が地域の課題と企業、読者をつなげて、新たな地域活性化と地域を支援する企業のプロモーションを両立させる企画です。単なるCSR(企業の社会的責任)ではなく、企業が地域を良くする活動を行う団体を支援し、その企業を市民が応援するという仕組みで新たな販売促進策となります。
〈広告の内容・コンセプト〉
自社商品やサービスの「優位性」を訴求するのではなく、企業が地域の課題解決を支援する具体的なアクションを起こすに当たり、市民(読者)の一定数がその企業へ共感することを条件にするプロモーションです。共感の数は読者が特設サイト内の「いぐする」ボタンを押すことでカウントし、設定数を超えた時点で企業は支援を開始するという仕組みで、紙面とウェブを連動させました。
〈広告掲載後の反響〉
「いぐする!」ボタンのカウント数は、四つのプロジェクト全てで目標設定数を大幅に超えました。また、地域課題に取り組む姿勢に共鳴した企業や支援を希望する団体から多数の問い合わせがありました。2016年5月18日に発行した特集がキックオフ紙面となり、順次、それぞれの支援先の中間報告と最終的な結果を紙面で報告します。追加で参画する企業も予定しています。
特設サイト「いぐする! 宮城サポーターズ」
http://igusuru.jp/