若年層の情報、消費に関する意識

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 自ら新聞を購読している、新聞へのロイヤルティーが極めて高い「自主購読若年層」と、新聞に全く接触することのない「非閲読若年層」を抽出※し、それぞれの情報、消費などに関する意識を比べました。
 自主購読若年層は非閲読若年層に比べて「世の中のおおまかな動きは大体把握していると思う」「自分が直接関わりのないことでも知っておきたい」と世の中の情報を幅広く見聞きし、「自分と反対の意見でもとりあえず受けとめる」「自分と異なる意見でも謙虚に耳を傾ける」など、他人の意見も尊重して受け入れる度合いが高くなっています。
※自主購読若年層:同居の親ではなく、自ら新聞購読している15~39歳の男女(単身世帯含む)
※非閲読若年層:新聞を読んでいない15〜39歳の男女


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 自主購読若年層は「環境に配慮した商品を選ぶようにしている」「環境や自然・エコロジーに気を使っている」「環境に力を入れているメーカーに共感がわく」というように、環境への意識が高い層であることが分かります。また、「家族の団らんの時間を多く持つようにしている」「町内会やお祭りなどの地域活動に参加している」など、人とのつながりを重視しています。自ら新聞を購読している若年層は、数は少ないものの、とても“プレミアム”な読者であると言えるでしょう。


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「知的である」「社会に対する影響力がある」などは自主購読若年層、非閲読若年層両者で共通して評価が高くなっています。一方、非閲読若年層の評価が低い項目は、「日常生活に役立つ」「自分の視野を広げてくれる」「情報源として欠かせない」「分かりやすい」となっています。これらの項目に差があるのは、普段から新聞を読んでおらず、自分に役立つメディアとしての実感が持てないからでしょう。


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資料:日本新聞協会広告委員会「2015年全国メディア接触・評価調査」