インターネット利用者のうち、新聞を閲読している層は他のメディアへの接触も多く、多様なメディアから情報を取り入れる姿勢が見えます。一方、新聞を読まない層はインターネット以外のメディアへの接触が少なく、余暇におけるインターネット利用時間が長いなど、メディア利用の偏りが見られます。このように、同じインターネット利用者でも、メディアの活用態度が大きく二分されます。
しかし、インターネット偏重の人たちも、従来、新聞の強みと言われてきた「社会に対する影響力」「情報の信頼性」「中立・公正」「世論を形成する力」などで、インターネットよりも新聞を高く評価しています。
資料:日本新聞協会広告委員会「2015年全国メディア接触・評価調査」