地元の恩師が定年退職を迎える節目の年。みんなでお祝いをするどころか帰省することさえもままならない状況にありました。何か先生に感謝を伝える方法はないだろうか。そんなとき、以前から考えていることをやってみよう、そう思いました。新聞広告をひとりに向けて打ってみるのはどうだろう、と。
ターゲットに思いを届けたい、その一心で生まれる広告たち。ですが、果たしてどれだけの広告が伝えたい相手に届いているのだろうか。広告という仕事に携わりながら、いつも考えていました。それなら、ひとりに向けた広告があってもいいのではないか、と。
この広告を出したところ、先生や友人だけでなく、同じ先生に教わった様々な年代の方からご連絡をいただき、新聞広告の力を感じました。ちなみに先生ご本人は、紙面を額縁に入れておうちに飾ってくれているそうです。
広告主 |
畑山雅俊 |
企画 |
Birdman |
掲載紙 |
新潟日報 |
制作 |
Birdman |
掲載日 |
2021/3/31 |
扱い |
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スペース/回数/色 |
全15段/モノクロ |
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