<広告の狙い・内容>
2024年春の北陸新幹線福井・敦賀開業に向けて、首都圏における福井県の認知度向上が急務となっています。昨年に引き続き、2回目となる東京新聞の「エイプリルフール企画」とタイアップした広告を掲出することで、毎年、エイプリルフール企画を楽しみにしている東京新聞の読者に「えっ?!」と驚くような福井の情報を伝えるとともに、東京新聞の読者以外にも毎年恒例の福井県広告として認識してもらうことにより、福井ファンの掘り起こし、拡大を目的としました。
また、開業に向け従来の行政PRにとらわれないプロモーション活動を行うことは、読者に福井を強く印象付けることができると考えました。
内容としては、①全面フルカラーで、インパクトのある文字体裁を採用、②屏風絵が破られた風合いを再現、③小見出しにおいて一乗谷朝倉氏遺跡の紹介に加え、ボディコピーでは細部にまでこだわった歴史ストーリーを構築し、じっくりと読んでもらえる新聞の特色を利用するとともに、22年10月オープン予定の一乗谷朝倉氏博物館のPRを兼ねた紙面としました。一乗谷朝倉氏遺跡は「日本のポンペイ」と呼ばれ、1573年に朝倉氏が織田信長に滅ぼされてから、1967年に発掘調査が始まる約400年間、誰にも開発されずに地中で埋もれていました。地域で実際に語られている「埋蔵金」伝説を紹介するとともに、埋蔵金発掘隊員募集というエイプリルフールネタを組み合わせた紙面構成としました。
<反響・効果>
読者からは、行政がそのようなエイプリルフール企画に参画すること自体がおもしろいとの反応があり、いつもとは異なる角度、異なるターゲットに関心を持っていただけると思っています。
成果として、読者アンケートからは、70.3%の方が「好感を持った」と回答するとともに「改めて福井県に注目した」(52.7%)との行動、意識の変化が見られました。さらに、「一乗谷朝倉氏遺跡博物館にぜひ行ってみたい」「福井県に旅行に行きたい」などの旅行喚起につながる意見が昨年よりも増加し、自由意見を記載した21.6%の方が福井県への観光を意識してもらえたことが、今後の開業の誘客促進につながると期待しています。
広告主 |
福井県 |
企画 |
福井中日広告 |
掲載紙 |
東京 |
制作 |
真空ラボ、竹澤デザイン |
掲載日 |
2022/4/1 |
扱い |
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スペース/回数/色 |
全15段/カラー |
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