高校3年生、最後のお弁当。
岩手県栄養士会、清水屋、斎藤松月堂、古戦場、水沢第一高校、七福人、北上書房など23社
<広告の狙い・内容>
コロナ禍の高校生活を強いられた生徒たちにエールを送りたい。特に地方では、高校卒業と同時にまちを離れる若者が多いのが現実。古里の新聞社として彼らを温かい特集紙面で送り出したいと考えました。テーマに選んだのは「お弁当」。生徒だけでなく家族にもスポットを当てる狙いです。学校に協力をもらいながら応募を呼び掛け、初の試みとしてSNSでの投稿も受け付けました。保護者、生徒から寄せられたお弁当は全部で27点。見開きページにメッセージとともに並べ、「『おいしかった』の一言で弁当作りを頑張れた」「毎日ありがとう」の思いが伝わるように構成しました。最終ページでは調理科の生徒が父母への感謝を込めて作った「お返し弁当」を掲載。弊社の企画とは別に発案された学校独自の取り組みでしたが、最後のお弁当につながる内容として取材し、特集に厚みを持たせることができました。
<反響・効果>
「夏の大会を目指して親子で食トレに励んだ2年半。体重は19㎏増えました」「やっぱり最後は一番多く作ったビビンバ丼」「吹奏楽を頑張れたのはお弁当エールのおかげ」。お弁当に添えられたメッセージからは親子それぞれの3年間の歩みが浮かび、「読んでいて胸が熱くなった」「お返し弁当が良かった」などの反響がありました。「特集紙面を保存しておく」という声もいつになく多く、お弁当を切り口にしたことで幅広い世代の興味・関心を引いたようです。投稿に寄せて「修学旅行も文化祭もなかった中で思い出になる」と話した親御さんもいましたが、その通り、高校生活はコロナに翻弄(ほんろう)され、小学1年時には東日本大震災を経験した年代です。地元企業・団体の協賛を得て、卒業おめでとう、そして幸多き人生を歩んでほしいという願いを届けられたことをうれしく思っています。
広告主 |
岩手県栄養士会、清水屋、斎藤松月堂、古戦場、水沢第一高校、七福人、北上書房など23社 |
企画 |
岩手日日新聞社 |
掲載紙 |
岩手日日 |
制作 |
岩手日日新聞社 |
掲載日 |
2022/3/15 |
扱い |
岩手日日新聞社 |
スペース/回数/色 |
全15段×4/カラー |
|
|