文字サイズ

  1. HOME
  2. 新聞広告報
  3. 「佐賀県滅亡の危機!」喜ばれる号外
新聞社の芽
2025.12.11

「佐賀県滅亡の危機!」喜ばれる号外
【佐賀新聞社】

統合編集局コンテンツ部
志垣 直哉(しがき・なおや)氏

号外を手に取る人たち=佐賀市のイオン佐賀大和店

2025年10月24日、佐賀新聞は一風変わった“号外”を発行しました。主見出しは「宇宙人襲来!佐賀県滅亡の危機!」。佐賀県を舞台に描くアニメの劇場版「ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス」の公開日に合わせた営業部局の企画です。県内はもちろん全国の書店などにも置き、SNSはファンによる「入手報告」であふれました。

「ゾンビランドサガ」は2018年、テレビアニメで始まりました。企画は「ウマ娘 プリティーダービー」などの人気スマホゲームを手がけるCygames、アニメーション制作は映画「この世界の片隅に」などで勢いのあるMAPPA。ゾンビとしてよみがえった少女たちが「風前のともしび」の佐賀県をアイドル活動で救うべく奮闘する――という奇抜な設定で、放送開始直後から大きな話題に。21年には続編「ゾンビランドサガ リベンジ」が放送されました。

佐賀新聞は同シリーズの記事を無数に掲載してきました。また県内の舞台を特集した別刷り「ゾンビランドサガ 聖地巡礼なび!」の発行や、県内全20市町で交付するミニバイク用のオリジナルナンバープレート企画にも携わりました。Cygamesの特別協賛で自治体と開く花火大会はアニメ放送を機に始まり、コロナ禍も絶やさず続いてきた秋の風物詩。“号外”も今回が初めてではなく、アニメ第2期制作決定の際にもファンに喜ばれた実績がありました。

地域と共にある地方新聞。佐賀新聞社としてシリーズの「徹底報道」を掲げるのは、佐賀県の活性化に寄与するコンテンツだからです。佐賀の特産品やグルメ、名所、季節の行事が常に物語に絡み、県内企業とのコラボ商品や行政・公共機関との連携企画も豊富。ファンの「聖地巡礼」は海外勢も含めて絶えません。

オールドメディア不信が声高な昨今、佐賀新聞は作品のファンにとって信頼に足る媒体の一つになっています。「佐賀を救う」とうたうアニメのアイドルに共鳴する媒体として、今後もファンとの交流につながるコンテンツを発信していきます。

戻る