#にほんをつなげ74~「新聞広告の日」統一キャンペーンが大きな話題に
9日間で1万2千ツイート、3500万インプレッションを獲得
日本新聞協会広告委員会は、「#にほんをつなげ74」と題した統一キャンペーンの効果測定結果を発表しました。このキャンペーンは、新聞広告の波及効果を計測する実証実験として、日本新聞協会広告委員会が株式会社電通の協力を得て実施したものです。
キャンペーンの起点として、モデルのKōki,さんを起用した全面広告を2018年10月15日付の全国74の新聞に一斉掲載。74種類の広告にはすべて異なる番号とひらがな1文字が記載され、SNSや特設サイトで広告画像をつないでメッセージを「解読」する試みに参加してもらう仕掛けを施しました。
◇2日間限定の特設サイトで17万ページビューを獲得
10月15日午前0時から48時間限定で、キャンペーンサイトを開設しました。広告原稿にQRコードとURLを記載し、誘導しました。
その結果、2日間で133,343ユーザー、173,852ページビューを獲得。特設サイトへの流入元は、SNS(32.7%)、直接(29.5%)、リンク(29.4%)でした。
サイトデザインはPC版とスマホ版を制作しましたが、利用機器はモバイル(74.5%)、PC(21.3%)でした。
◇SNSで広く拡散、9日間で3500万インプレッションを達成
広告が掲載された10月15日の午前5時頃から、ツイッターやインスタグラムに新聞広告の写真の投稿が始まりました。
ツイッターへの投稿数は掲載当日が7,391件、15日から23日までの9日間で11,787件となりました。個人による投稿のほか、新聞社の公式アカウントやエンタメ情報アカウントで取り上げられたこともあり、9日間における延べリーチ数は3,518万インプレッションに上りました。 ※「延べリーチ」はツイートを投稿したアカウントのフォロワー数を足しあげた延べ数
◇若い世代に多かった好意的な反応
ツイートの内容を解析したところ、「新しい試みで面白い」「メッセージが全部揃うのが楽しみ」といったポジティブな反応が46%を占めました。新聞広告の写真にキーワードを沿えるなどのニュートラルな反応は33%となりました。若年層ではおおむね好意的な反応が見られました。
広告の写真をつなげて動画を作成する人や、ツイートで確認できた文字を書き起こして推理する人など、メッセージの解読を楽しむ様子も散見され、新聞広告を起点にしたコミュニケーションが自然発生していました。
※ツイッターの解析にはSysomos(Twitter全量データ取得ツール)を使用しました
◇新聞以外のメディアへの波及効果
今回のキャンペーンは、新聞広告そのものの波及効果を計測するため、事前のリリース等を一切行いませんでしたが、掲載当日の午前9時過ぎにはテレビの情報番組で取り上げられるとともに、新聞社のデジタル版に記事が掲載されたことによって、デジタルメディアに広く拡散しました。
テレビ(東京キー局)での露出は、10月15日が2番組(4回、計5分51秒)、10月16日が5番組(11回、計9分40秒)でした。
<金山達也広告委員長のコメント>
新聞に掲載された広告を見た読者がSNSなどに投稿し、全国的な話題になる事例が増えています。ネットソース性は新聞広告の特性のひとつと言えます。今回、そうした新聞広告の新たな価値を証明するため、全国の新聞社が協力して共同企画を実施しました。
新聞広告を起点にした話題の広がりを可視化できただけでなく、新聞との接点が少ないと言われる若い人たちに新聞広告を楽しんでもらえて、うれしく思っています。
◆日本新聞協会について
新聞・通信・放送130社(2018年10月現在、新聞104、通信4、放送22)で構成する一般社団法人。1946年(昭和21年)7月に創立されました。会長は白石興二郎(しらいし・こうじろう/読売新聞グループ本社代表取締役会長、読売新聞東京本社代表取締役会長)。
◆日本新聞協会広告委員会について
新聞協会会員新聞社の広告・営業局長64社64人で構成。委員長は金山達也(かなやま・たつや/朝日新聞東京本社メディアビジネス局長)。
〈この件に関する問い合わせ先〉
日本新聞協会 広告部広告担当(村山、三品)
電話:03-3591-4407 メール:koukoku@pressnet.or.jp
以 上
#にほんをつなげ74 Kōki,さんが全国74の新聞に登場
~すべての広告を並べて メッセージを探そう 「新聞広告の日」統一キャンペーン
日本新聞協会広告委員会は10月15日、「#にほんをつなげ74」と題し、モデルのKōki,さんを起用した全面広告を、全国74の新聞に掲載しました。10月20日が「新聞広告の日」であることから、全国的な統一キャンペーンを実施したものです。
今まで新聞との接点があまりなかった人に、新聞に触れてほしい。新聞を読んでみてほしい。
――そんな思いから、強く純粋なまなざしで未来を見つめ、自分の力で未来をひらいていこうという意志を感じさせるKōki,さんを起用しました。Kōki,さんが新聞広告に登場するのは、これが初めてです。新聞広告を見た人がSNSなどに新聞広告の写真を投稿することによって、全74種類が番号順につながり、メッセージが浮かび上がるという仕掛けです。
このキャンペーンは、全国の新聞がともにメッセージを発信することで、新聞広告のパワーを感じてもらうことが狙いです。10月15日から始まる新聞週間に合わせて実施しました。日本新聞協会に加盟する新聞社のうち74紙がキャンペーンに参加。74種類の広告には、異なる番号とひらがな1文字が書いてあり、そのひらがなを声に出しているKōki,さんの写真が大きく載っています。
日本各地で新聞広告を見た人がSNSなどに投稿し、74種類が北から南に向けてつながりました。
<メッセージ全文>
わたしは まだしらない (私は、まだ知らない。 )
このくにのことや せかいのこと (この国のことや、世界のこと。)
しろう つよくなるために (知ろう、強くなるために。 )
しろう いっぽふみだすために (知ろう、一歩踏み出すために。)
しろう じゆうをまもるために (知ろう、自由を守るために。 )
しんぶんで みらいをひらこう (新聞で、未来をひらこう。)
<参加新聞74紙>
北海道新聞釧路新聞苫小牧民報室蘭民報東奥日報陸奥新報デーリー東北北羽新報秋田魁新報岩手日報岩手日日新聞河北新報山形新聞福島民報福島民友新潟日報茨城新聞下野新聞桐生タイムス上毛新聞埼玉新聞千葉日報毎日新聞産経新聞サンケイスポーツ夕刊フジフジサンケイビジネスアイ読売新聞日本経済新聞The Japan Times朝日新聞スポーツニッポン報知新聞日刊スポーツ日本農業新聞東京新聞神奈川新聞山梨日日新聞静岡新聞長野日報市民タイムス信濃毎日新聞北日本新聞北陸中日新聞福井新聞日刊県民福井岐阜新聞中日新聞東愛知新聞伊勢新聞夕刊三重奈良新聞京都新聞神戸新聞日本海新聞山陽新聞山陰中央新報島根日日新聞中国新聞宇部日報山口新聞徳島新聞高知新聞愛媛新聞大分合同新聞西日本新聞佐賀新聞熊本日日新聞夕刊デイリー宮崎日日新聞南日本新聞琉球新報沖縄タイムス朝日新聞(西部本社版)
◆日本新聞協会について
新聞・通信・放送130社(2018年10月現在、新聞104、通信4、放送22)で構成する一般社団法人。1946年(昭和21年)7月に創立されました。会長は白石興二郎(しらいし・こうじろう/読売新聞グループ本社代表取締役会長、読売新聞東京本社代表取締役会長)。
◆日本新聞協会広告委員会について
新聞協会会員新聞社の広告・営業局長64社64人で構成。委員長は金山達也(かなやま・たつや/朝日新聞東京本社メディアビジネス局長)。
◆「新聞広告の日」について
新聞協会が1958年(昭和33年)、日ごろの広告出稿に感謝するとともに、新聞広告を広くPRする目的で、10月20日を「新聞広告の日」に制定しました。
◆新聞週間とは
新聞協会は、10月15日から21日までの1週間を「新聞週間」と定めています。報道の使命と責任をあらためて考えるとともに、報道の機能と役割を広く再認識してもらうことを目的に、1948年(昭和23年)に創設されました。
〈この件に関する問い合わせ先〉
日本新聞協会 広告部広告担当(村山、三品)
電話:03-3591-4407 メール:koukoku@pressnet.or.jp
以 上