「悲劇の要因解明 地方紙の使命」
受賞スピーチ
静岡新聞社・豊竹喬氏が10月18日、新聞協会賞贈賞式で受賞スピーチをしました。「ほとんどの住民が盛り土放置の経緯について知らないまま被害に遭った。なぜこの悲劇を食い止めることができなかったのかという疑問の答えを明らかにすることが地域に寄り添う地方紙としての使命だと思い取材を続けた。連載を契機に、全国で同様の被害を繰り返さないという意識と行動の輪が広がってほしい」と語りました。
<受賞者>

豊竹喬(とよたけ・たかし)氏
静岡新聞社
熱海支局長
「連載『残土の闇 警告・伊豆山』と一連の関連報道」の取材班代表として、2022年度新聞協会賞を受賞。
(2022年11月11日)