受賞作品紹介

土石流検証 「人災」と指摘

【新聞協会賞 企画部門】静岡新聞社・豊竹喬氏(取材班代表)
連載「残土の闇 警告・伊豆山」と一連の関連報道

日本新聞協会は9月7日、2022年度の新聞協会賞を静岡新聞社の豊竹喬氏(取材班代表)らに贈ると発表しました。

静岡新聞社は、2021年7月3日に熱海市伊豆山で発生し甚大な被害を出した土石流災害の背景を検証する連載企画を同年12月27日付紙面から展開しました。

土石流発生の原因を熱海の歴史からひも解き、地元紙ならではの深くきめ細かい取材で行政の不作為や残土ビジネスの暗部を次々にあぶり出しました。避難住民や遺族の思いに寄り添い、独自の検証から「人災」であると明確に指摘した一連の報道はニュース性が高く、国の規制の基準作りに影響を与えました。

地元紙が総力を挙げて災害の原因を究明し、各地に潜む同様の危険性に警鐘を鳴らした企画報道として高く評価されました。

<受賞者>

静岡新聞社
熱海土石流取材班
(代表)熱海支局長

豊竹喬氏

(2022年9月8日)