2017年「地域貢献賞」

小学生が将来の夢を書いて打ち上げる手作り「水ロケット」

  • 実施期間:2003年~
  • 実施地域:青森県中泊町
  • 活動概要:

青森県中泊町の東奥日報中里・鈴木新聞店・鈴木定雄店主は、地元の町立武田小学校6年生を対象に「水ロケット」作りを2003年から毎年指導している。水ロケットは、ペットボトルや風船などを組み合わせた胴体に水を入れ、圧縮空気で飛ばす仕組みで、児童は先頭部分に将来の夢を書き込み、運動会で打ち上げる。

鈴木店主は宇宙をテーマに活動する全国組織「日本宇宙少年団」の分団長を20年近く務め、機械工作のノウハウを持つ。噴射口など専用部品は鈴木店主が提供している。夢を書いたロケットを「高くまっすぐ飛ばしたい」との思いを込め手作りすることで、子どもたちが科学に関心を持ち、将来に思いをはせる良い機会となっている。活動は学校から高く評価されるとともに、人気行事として地域に広く親しまれている。

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