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2021年「地域貢献賞」

地域交流を深める温かなミニコミ紙「ひだまり」発行~地域の防犯・交通安全の啓発活動で表彰~

北日本新聞有沢販売店 店主 中橋正行 前店主 中橋友子

  • 実施期間:2010年~
  • 実施地域:富山市
  • 活動概要:

富山市の北日本新聞有沢販売店は、2010年4月からミニコミ紙「ひだまり」を発行し、読者と交流を深めている。ミニコミ紙は中橋友子・前店主が地域交流の活性化を目指して発刊した。人の温かさ、心に日が当たるような地域の絆を築きたいとの思いを込めて「ひだまり」と命名。すべて手書きで、写真や新聞記事の切り抜き、あるいは読者宅に咲いた花の特集などを掲載し、「地域の今」を紹介して読者に親しまれている。

同店が企画するバスツアーの写真や、料理・新聞エコバッグ・クリスマスリース作りなど各種教室の様子も紹介。コロナ禍でイベント自粛を余儀なくされるようになったことから、ミニコミ紙増刊号「きずなだより」を発行。新聞を使った風鈴作り、野菜の育て方などを紹介し、外出できずにいる読者を楽しませてきた。21年5月に経営を引き継いだ正行店主は、母親である前店主が手作りしてきた「ひだまり」と「きずなだより」の発行を継承し、地域との交流をさらに深めている。

友子前店主は補導員として17年の経歴を持つ。ミニコミ紙に交通安全・防犯標語を掲載し、啓発を図ってきた。20年1月には長年の活動が評価され、県警本部長から感謝状が贈られた。
※店主 中橋正行(なかはし・まさゆき) 前店主 中橋友子(なかはし・ともこ)

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