新聞オーディエンス調査365

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 「新聞オーディエンス調査365」は、月1回以上新聞を読んでいる人を対象に、普段と比べてメディアによく接したかどうかを尋ねる調査です。2017年10月1日から19年9月までの2年間実施していったん終了し、20年6月から再開しました。
 新聞、テレビ、インターネットのメディア別に、当該月の回答平均と比較したデーリーの接触状況を把握します。事件や事故、政治・経済の状況に加え、大型イベントや正月など消費行動にもつながる各種タイミングでのメディア接触、季節変動などを観測していきます。18歳以上69歳以下の男女300人を対象に調査を行い、1か月ごとのトピックスを毎月下旬に発表します。
 これまでの調査結果は、こちらをご覧ください。


米大統領選の開票結果に高い関心
「新聞オーディエンス調査365」24年11月度調査結果を発表


 日本新聞協会広告委員会は12月24日、ウェブ調査「新聞オーディエンス調査365」の2024年11月度調査結果を発表しました。
 この調査は、新聞などメディアへの毎日の接触状況の変化と関心を集めたニュースについて分析しています。あわせて印象に残った新聞広告を毎日尋ね、上位に挙げられた広告を紙面ビジュアルとともに紹介しています。全国の18歳以上69歳以下の計300人を対象に、新聞、テレビ、インターネットのメディア別に調べ、月ごとにデーリーの接触傾向を発表しています。
 この調査では、紙の新聞だけでなく、電子版、オンライン版、ニュースサイトなど新聞社が発信する情報を含めて「新聞」と集計しています。なお、テレビ、インターネットについても同様の集計です。

◇国内外の選挙に注目集まる

 11月で新聞や新聞社が発信する情報への接触が最も高まったのは7日でした。5日に投開票された米大統領選で、共和党のドナルド・トランプ氏が勝利を確実にした報道に大きな関心が集まりました。民主党のカマラ・ハリス副大統領との接戦も予想されたなか、米議会占拠事件など4つの刑事事件を抱えるトランプ氏が返り咲いた選挙戦が各紙で大きく報じられました。
 2番目に接触が高まったのは18日でした。前日17日に投開票された兵庫県知事選で、斎藤元彦前知事の再選を伝えた記事に注目が集まりました。パワハラなどの疑惑から失職した斎藤氏によるSNSを駆使した選挙手法とともに、ネット上で交わされたさまざまな声についても報じられました。
 3番目に接触が高まったのは29日でした。前日28日に臨時国会が開会し、2024年度の補正予算案や政治資金規正法を含む改革の行方、「103万円の壁」の引き上げ等をめぐる動きに注目が集まりました。

◇時季を意識した新聞広告に注目

 この調査では、「印象に残った新聞広告」を尋ねています。11月は「エアウィーヴ NEW敷布団 ジャパネットチャレンジデー」(株式会社ジャパネットたかた/4日)、「救え、科学の未来を。ゆけ!宇宙半導隊」(学校法人千葉工業大学/5日)、「人生で味わったほうがいいこと。」(株式会社ユニクロ/7日)、「年末ジャンボ 本日発売!」(全国都道府県及び20指定都市/20日)などが上位に挙がりました。
 年末商戦や受験など、これからの時季に向けた広告が注目されました。このほか、健康管理を意識した広告も多くの人の印象に残りました。











◇2024年11月のメディア別接触傾向

①11月7日(米大統領選投開票)
②11月18日(兵庫県知事選投開票)
③11月29日(臨時国会召集)



◆日本新聞協会について

新聞・通信・放送122社で構成する一般社団法人。会長は中村史郎(なかむら・しろう/朝日新聞社代表取締役会長)。

◆日本新聞協会広告委員会について

日本新聞協会会員新聞社の広告・営業局長63社63人で構成。委員長は渡部秀一(わたなべ・しゅういち/朝日新聞社メディア事業本部アカウントソリューション担当本部長)。

◆新聞オーディエンス調査365について

月1回以上新聞を読んでいる18歳以上69歳以下の計300人を対象に、普段と比べてメディアによく接したかどうかを毎日尋ねるウェブ調査です。毎月のトピックスを翌月下旬に発表しています。2017年10月1日から19年9月30日まで実施し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うメディア接触状況の変化を調べるため、20年6月より調査を再開しました。新聞、テレビ、インターネットのメディア別に、当該月平均と比較したデーリーの接触状況を公表します。事件や事故、政治・経済の状況に加え、大きなイベントや正月など消費行動にもつながる各種タイミングでのメディア接触、季節変動などを観測します。

〈この件に関する問い合わせ先〉

日本新聞協会 広告部広告担当
メール:koukoku@pressnet.or.jp

以  上