トランプ政権の動向に関心高まる
「新聞オーディエンス調査365」25年2月度調査結果を発表
日本新聞協会広告委員会は3月27日、ウェブ調査「新聞オーディエンス調査365」の2025年2月度調査結果を発表しました。
この調査は、新聞などメディアへの毎日の接触状況の変化と関心を集めたニュースについて分析しています。あわせて印象に残った新聞広告を、選択式ではなく自由に回答してもらう純粋想起で毎日尋ね、上位に挙げられた広告を紙面ビジュアルとともに紹介しています。全国の18歳以上69歳以下の300人を対象に、新聞、テレビ、インターネットのメディア別に調べ、月ごとにデーリーの接触傾向を発表しています。
この調査では、紙の新聞だけでなく、電子版、オンライン版、ニュースサイトなど新聞社が発信する情報を含めて「新聞」と集計しています。なお、テレビ、インターネットについても同様の集計です。
◇天皇誕生日の記事にも注目
新聞や新聞社が発信する情報への接触が最も高まったのは、以下の3日でした。
①2月23日(トランプ政権の動向、天皇誕生日)
◇特定の日に関連した広告が印象残る
この調査では、「印象に残った新聞広告」を尋ねています。バレンタインデーや猫の日といった特定の日に関連した広告に注目が集まりました。特に、以下の広告を純粋想起で挙げる読者が多くいました。
・「バレンタインジャンボ本日発売!」(全国都道府県及び20指定都市/7日)
・「コツコツコスパ。」(イオン株式会社/14日)
・「創刊100周年記念『小学一年生』4月号」(株式会社小学館/21日)

◇2025年2月のメディア別接触傾向

①2月23日(トランプ政権の動向、天皇誕生日)
②2月7日(ホンダ・日産統合協議打ち切り、日米首脳会談)
③2月6日(強い寒気による大雪)


◆日本新聞協会について
新聞・通信・放送120社で構成する一般社団法人。会長は中村史郎(なかむら・しろう/朝日新聞社代表取締役会長)。
◆日本新聞協会広告委員会について
日本新聞協会会員新聞社の広告・営業局長63社63人で構成。委員長は渡部秀一(わたなべ・しゅういち/朝日新聞社メディア事業本部アカウントソリューション担当本部長)。
◆新聞オーディエンス調査365について
月1回以上新聞を読んでいる18歳以上69歳以下の計300人を対象に、普段と比べてメディアによく接したかどうかを毎日尋ねるウェブ調査です。毎月のトピックスを翌月下旬に発表しています。2017年10月1日から19年9月30日まで実施し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うメディア接触状況の変化を調べるため、20年6月より調査を再開しました。新聞、テレビ、インターネットのメディア別に、当該月平均と比較したデーリーの接触状況を公表します。事件や事故、政治・経済の状況に加え、大きなイベントや正月など消費行動にもつながる各種タイミングでのメディア接触、季節変動などを観測します。
〈この件に関する問い合わせ先〉
日本新聞協会 広告部広告担当
メール:koukoku@pressnet.or.jp
以 上