<2024年10月度新聞広告掲載量>
■ 掲載量は前年同月比で6.2%の減少。
2024年10月度の新聞広告量は、前年同月比で6.2%減少しました。
全国紙が7.4%減、ブロック紙が4.5%減、地方紙が6.2%減、スポーツ紙が1.5%減となりました。広告掲載率は26.6%でした。
全グループ合計で、カラー広告は7.3%減、全面広告は12.7%減、見開き広告は11.4%減、案内広告は7.3%減でした。
■「家庭用品」「飲料・嗜好品」「食品」などが減少。
「官公庁・団体」「精密機器・事務用品」「ファッション・アクセサリー」などが増加。
21業種別では、減少は、「家庭用品」(27.8%の大幅減、家具、ふとん・綿・ふとん生地、鍋やかん類などが減少)、「飲料・嗜好(しこう)品」(21.1%の大幅減、企業広告、ビールテイスト飲料、家庭用カクテルなどが減少)、「食品」(18.9%減、通販系サプリメント、他の食品、通販系美容食品などが減少)、「教育・医療サービス・宗教」(18.7%減、学校、宗教、病院・医療サービスなどが減少)、「趣味・スポーツ用品」(17.1%減、筋肉増強器具、記念メダル、ピアノなどが減少)、「情報・通信」(15.7%減、ウェブコンテンツ、企業広告、オンラインショップなどが減少)、「化粧品・トイレタリー」(13.0%減、育毛・養毛剤、通販系女性用ラインナップ化粧品、ヘアカラーなどが減少)、「交通・レジャー」(12.7%減、新聞社のイベント、旅行代理店、芸能・芸術・文化施設などが減少)、「薬品・医療用品」(9.3%減、企業広告、漢方、総合胃腸薬などが減少)などの14種でした。
一方、増加した業種は「官公庁・団体」(62.7%の大幅増、政党・政治団体、全国健康保険協会、官公庁などが増加)、「精密機器・事務用品」(47.3%の大幅増、腕時計、システム手帳、ノートなどが増加)、「ファッション・アクセサリー」(19.9%増、カジュアルシューズ、婦人服、レッグウォーマーなどが増加)、「家電・AV機器」(11.7%増、企業広告、照明器具、蓄電システムなどが増加)、「自動車・関連品」(8.4%増、セダン、企業広告、輸入2BOXなどが増加)などの7種でした。
2024年12月4日
株式会社電通
電通メディアイノベーションラボ