21年新聞大会 盛岡で開催 改修期の博物館運営巡り報告【理事会】
第848回理事会は1月16日、事務局会議室で開かれ、2021年の新聞大会を盛岡市で開くことを決めた。2月から改修に入るニュースパーク(新聞博物館)の運営に関する報告を了承した。工期中は入館料を3割引き下げる。新聞協会報の隔週刊化、新聞研究の年10回刊化など各種出版物の発行体制変更を了承した。
21年の新聞大会は10月19日に開く。地元紙・岩手日報の東根千万億理事は開催決定を受け「21年は東日本大震災から10年の節目の年。大会を防災に役立つ機会にしたい」とあいさつした。
ニュースパークは2月1日から2か月間、入館料を一般280円、大学生210円、高校生140円に引き下げる。改修工事により、常設展示が一部見学できなくなるため。
団体料金は一般180円、大学生110円、高校生40円となる。
3月26日から3日間は臨時休館する。常設展示の改修工事に加え、企画展の展示替え期間にも重なるため。全面開館は4月2日の予定。
また神奈川新聞社から、横浜毎日新聞の創刊(1871年)を顕彰する「日刊新聞発祥の地」記念碑の寄贈を受けることを了承した。記念碑は横浜市の新庁舎建設工事に伴い、一時撤去中。庁舎が完成する20年に移設する予定。
(2019年1月16日)