土曜郵便の休止 意見募集に対応【販売委員会】
第630回販売委員会は2月14日、事務局会議室で開かれ、土曜日の郵便配達休止を巡る総務省郵便活性化委員会の意見聴取に関する報告を了承した。販売委は、活性化委がまとめる論点整理案の意見募集に応じる方針。川田幸雄委員長(読売東京)は「各系統販売所や日本新聞販売協会からも意見を出してほしい」と呼び掛けた。
活性化委は1月23日に開かれた。総務省の藤田清太郎郵便課長は意見聴取の後、仮に土曜配達を休止した場合「特別な措置の検討を要する具体的事例として日刊紙がある。ある程度影響があると委員会として認識しているので(論点整理案に)記載したい」と発言した。次回会合は2月26日。論点整理案について議論する。
次年度の活動に関する報告を了承した。第26回「新聞配達に関するエッセーコンテスト」はジャーナリストの池上彰氏が特別審査員を務める。2019年地域貢献大賞は4月から6月まで地区協への応募を受け付ける。9月の選考委員会(販売委員会正副委員長会議)で授賞活動を決定。10月の理事会後に発表する。
(2019年2月14日)