冷暖房の使い分け奏功 共同本社ビルの省エネ報告 新聞協会環境研修会
新聞協会は2月22日、新聞・通信社環境対策実務担当者研修会を事務局会議室で開いた。共同通信社が本社を置く汐留メディアタワーの省エネルギー策について、三菱地所プロパティマネジメントの及川暁史氏が報告。冷暖房機器の使い分けやLED電球への交換などにより、年間エネルギー使用量を6・7%削減したと述べた。
建物内の温度調節には、一般に補助として使う「スクリュー冷凍機」などをメーンとして使っていると説明。さらに気候の変化に応じて他の熱源装置を使い分けることで省エネ化を進めたと語った。
照明約7500本のLED化も進めた。電球の廃棄量も減り、年間約1千万円の費用を削減したという。
新聞・通信社から20社28人が参加した。
(2019年2月22日)