スポーツ分野の情報発信に注力 デジタル現況調査
新聞協会メディア開発委員会は7月26日、2019年「デジタルメディアを活用した新聞・通信社の情報サービス現況調査」の結果を公表した。この1年で力を入れている分野について、17社が「スポーツコンテンツの充実・発信」と回答。高校野球や地元プロスポーツ情報の充実のほか、ヤフーや毎日放送と連携した選抜高校野球の動画中継(毎日)など、他社との協業事例も寄せられた。
自社サービスの利用者情報の活用方法を新たに尋ねた(複数回答)。利用状況の把握・解析(116件)、サービスの改善(87件)、ターゲティング広告(31件)などが挙がった。
前回調査以降、6社が有料の電子版サービスを始めた。紙の購読者向けのデジタルサービスを設けたのは2社。調査は4月1日現在。83社が回答した。
(2019年7月26日)