1. トップページ
  2. 新聞協会ニュース
  3. 巨大夢新聞 ギネス認定 548㎡、付箋で埋め尽くす 新聞協会 

巨大夢新聞 ギネス認定 548㎡、付箋で埋め尽くす 新聞協会 

 新聞協会は8月29日、7.5センチ四方の付箋9万7200枚を使った新聞風モザイクアート「巨大!こども夢しんぶん」の完成式を青山学院女子短大(東京都渋谷区)で開いた。作品の大きさは548.579平方メートル。世界一大きな「付箋モザイク」として、ギネス世界記録に認定された。

 夢新聞は縦約27メートル、横約20メートル。「2万人の夢をあつめたよ」「しんぶんをよむ子どもの夢が広がる」と見出しを付けた。黄色の付箋で文字を浮かび上がらせた。

 使った付箋のうち2万2049枚には、子供たちの将来の夢が記されている。前日から2日間で、体育館の床一面の台紙に付箋を隙間なく貼り付けた。制作作業には青山学院初等部、横浜英和小から延べ114人の児童が参加した。

 青学初等部4年の丸山瑛叶さんは「探偵になりたい」と書いた黄緑色の付箋を貼り付けた。作業をしながら付箋に書かれた夢に目を通し「みんなのやりたいことはいろいろあると知ることができた」と話した。

 企画のアンバサダーを務めた11歳の俳優・寺田心さんは「マラソン大会に出たい」と付箋に書き込んだ。完成した作品を前に「たくさんの夢が一つの形になって感動した」と笑顔を見せた。

 夢しんぶん企画は、新聞が子供の夢を育む上で役立つと訴えることが狙い。新聞協会・新聞メディアの強化に関する委員会の西村陽一委員長(朝日)は「新聞には夢の実現に向け頑張る人の話が載っている。新聞を読み、先生や友達、家族と話すことで自分の夢を見つけてほしい」と児童らに語った。

巨大こども夢しんぶんづくり

(2019年8月29日)

ページの先頭へ