新聞協会賞６件決まる 編集３、技術１、経営・業務２件
新聞協会は９月４日、2019年度新聞協会賞を決定した。編集部門３件（「ニュース」「写真・映像」「企画」各１）、技術部門１件、経営・業務部門２件の計６件に贈る。10月16日に宮崎市で開く新聞大会式典で授賞する。
今年度は７月２日の締め切りまでに編集92件、技術３件、経営・業務６件の応募があった。編集部門にはその後４件の追加応募があった。９月４日の選考委員会（委員長＝山口寿一会長）は、上申された編集３件、技術１件、経営・業務２件への授賞を決めた。
新聞協会賞は新聞界（通信・放送を含む）全体の権威と信用を高める活動を促進するため1957年に創設された。編集、技術、経営・業務の各部門で顕著な功績のあった新聞協会加盟社所属の新聞人に贈る。
受賞者は次の各氏（敬称略）。
【編集部門】〈ニュース〉秋田魁新報社イージス・アショア配備問題取材班（代表）統合編集本部報道センター社会地域報道部編集委員・松川敦志＝イージス・アショア配備問題を巡る「適地調査、データずさん」のスクープなど一連の報道
〈写真・映像〉毎日新聞大阪本社編集局写真部・幾島健太郎＝台風21号 関空大打撃
〈企画〉日本経済新聞社データエコノミー取材班（代表）編集局企業報道部次長兼論説委員・阿部哲也＝連載企画「データの世紀」とネット社会に関する一連の調査報道
【技術部門】朝日新聞社（代表）情報技術本部情報企画部次長・諏訪部智＝ネットワークインフラの再編～利便性向上と新技術導入への挑戦
【経営・業務部門】日本経済新聞社（代表）メディアビジネス クロスメディアユニット 広告ＩｏＴ化推進室長・村山亘＝日本経済新聞 新聞広告ＩｏＴ宣言～新聞広告の価値向上を目指して▽四国新聞社（代表）取締役編集局長兼メディア戦略室長・粂井弘之＝キャンペーン「健康は子ども時代から」～血液異常・ゲーム依存症対策への取り組み
（2019年9月4日）
