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配達エッセーコンテスト 受賞30作品を発表

 新聞協会は9月30日、第26回新聞配達に関するエッセーコンテストの受賞作30編を発表した。大学生・社会人部門の最優秀賞には丸山有加里さん(44)の「気付きが救った命」を選んだ。丸山さんは30年前の冬の朝、門前に姿を見せなかった配達先の高齢女性の異変を察知し、家の中で倒れているのを発見。救急車を呼んだ。後日、見舞った病室で女性の笑顔を見た時の「寒いのも眠いのも我慢して、配達を頑張って良かった」との心境をつづった。

 中学生・高校生部門の最優秀賞は中村亮輔さん(13)の「松ぼっくりのお礼」、小学生部門は竹下有喜さん(10)の「笑顔の人をつなぐ仕事」に贈る。3部門で審査員特別賞、優秀賞各1編、入選7編を選んだ。応募は4039編。

 ※10月12日に予定していた表彰式は、台風19号接近により中止しました。

 第26回新聞配達に関するエッセーコンテスト入賞作

(2019年9月30日)

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