会費を半年間2割減免 21年新聞大会、11月開催に 理事会書面決議
第865回理事会は6月12日までに、会員各社の会費分担金を6か月間、20％減免することを決めた。新型コロナウイルス禍が各社の経営に響いていることを踏まえた緊急措置。2021年の新聞大会（盛岡市）は11月17日に開く。東京五輪・パラリンピックの延期を受けて、当初の予定を約1か月遅らせた。いずれも書面決議で理事・監事全員の同意を得た。
会費分担金は7月分から減免する。新聞協会の20年度の収入は当初予算から約1億7千万円減少し、約21億2200万円となる見込み。予算の執行状況は今後、中間決算などで適宜報告を受ける。
21年の新聞大会開催日は、新聞協会賞などの選考日程が五輪期間を避けて例年より遅くなる可能性を考慮してずらすことにした。大会は贈賞の場。当初は10月19日に開く予定だった。
このほか「活字の学びを考える懇談会」設立に関する報告を了承した。
（2020年6月12日）
