22年新聞大会は富士吉田市 神戸大会 コロナ禍巡り討議【理事会】
第866回理事会は7月15日、事務局会議室で開かれ、2022年の新聞大会を山梨県富士吉田市で開くことを決めた。今年11月の新聞大会（神戸市）のプログラムに関する報告を了承した。研究座談会は「コロナ禍と新聞編集、新聞経営上の課題」（仮題）をテーマに話し合う。記念講演には元プロ野球選手のイチロー氏を招く予定。
22年新聞大会は10月18日に開く。山梨県での大会開催は初めて。地元紙・山梨日日の野口英一理事は「2年後の社会がどうなっているか分からず不安だが、懸命に準備したい」とあいさつした。
神戸大会は11月26日、ポートピアホールで開く。研究座談会には飯塚浩彦（産経）、小田敏三（新潟）、高梨柳太郎（神戸）、柴田建哉（西日本）の4氏が登壇する。山口寿一会長（読売）がコーディネーターを務める。
式典では新聞大会決議を採択。新聞協会賞、新聞技術賞、新聞経営賞を贈賞する。イチロー氏は、三田友梨佳アナウンサー（フジテレビ）によるインタビュー形式で講演予定。オンライン中継となる可能性もある。
会員各社には参加者登録を例年の7割程度に抑えるよう呼び掛ける。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため。会場は席の間隔を空け、懇親会も実施しない。
理事会ではこのほか、新聞文化賞、新聞協会賞、新聞技術賞、新聞経営賞の選考委員会委員を運営委員13人に委嘱することを了承した。
（2020年7月15日）
