NIE大会の参加募集 11月22日にオンライン開催
新聞協会は11月22日、第25回NIE全国大会をオンラインで開催する。大会スローガンは「ともに生きる 新聞でつながる」。日本NIE学会との共同シンポジウムでは、先の見えない新型コロナウイルス禍の中で必要な能力をNIEがどう育むかを話し合う。大会は東京都NIE推進協議会が主管。朝日、毎日、読売、日経、東京、産経、共同、時事の在京8社が運営に協力する。
開会式、記念講演、シンポジウムは生配信する。講演とシンポジウムは後日、オンデマンドでも視聴できる。実践発表や特別分科会は事前に収録し、シンポジウム終了後に配信する。全て大会専用サイトから配信する。教育関係者は参加無料。資料の送付を希望する場合は千円。新聞関係者の参加費は資料代含め2500円。
参加申し込みは9月25日から新聞協会NIEウェブサイトで受け付ける。問い合わせは新聞協会NIE担当(電話・03・3591・4410)まで。
プログラムは以下の通り。(討議、分科会のテーマは仮題、登壇者・発表者の敬称略)
【全体会】午後1時30分・開会式▽2時~2時50分・記念講演・真山仁(作家)▽3時~4時20分・日本NIE学会との共同シンポジウム「コロナ時代にNIEで培う力~ともに生き、つながるための資質・能力」真山仁、大滝一登(文部科学省初等中等教育局視学官)、土屋武志(日本NIE学会副会長、愛知教育大教授)、本杉宏志(東京都立青山高主幹教諭、NIEアドバイザー)、水木智香子(足立区立西新井小教諭)、城島徹(毎日新聞社教育事業室編集委員)、司会=関口修司(新聞協会NIEコーディネーター)
【分科会】※いずれも事前収録、午後4時20分から配信
「学校全体で取り組むNIE~新聞をフル活用」国分寺市立第五小▽「言語能力の育成~読み書き能力を伸ばす実践」堀口友紀(江戸川区立南篠崎小主幹教諭)▽「課題発見解決能力の育成~新聞で社会とつながる」矢野篤彦(文京区立関口台町小教諭)▽「新聞を活用して意見形成を図る実践」渡辺是能、末松紗歩(ともに世田谷区立船橋希望中教諭)▽「新聞を通して社会を見つける」木村要介(世田谷区立喜多見中教諭)、向井哲朗(練馬区立石神井東中主任教諭)、佐久間伸昭(豊島区立明豊中教諭)▽「言葉を見つめる~新聞の写真を題材に俳句を創作する」山田慎一(町田市立真光寺中主幹教諭)▽「実社会と国語を結び付けるための授業~NIEの実践を通して」高倉愛理沙(東京都立第三商業高教諭)▽「新聞で世界とつながり共に考えるNIE~多国籍生徒たちの挑戦」高橋伸明(東京都立新宿高教諭)▽「18歳成人とNIE~大人になることについて考えよう」代田有紀(東京都立荻窪高主任教諭、NIEアドバイザー)▽新聞社企画「行政を挙げたNIEの取り組みの紹介」
※このほか、関口修司氏による解説動画「NIE はじめの一歩」を午後4時20分から配信。
(2020年9月22日)