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《新聞配達に関するエッセーコンテスト》受賞作を発表

 新聞協会は9月30日、第27回新聞配達に関するエッセーコンテストの入賞作を発表した。大学生・社会人部門の最優秀賞は大塚遥香さん(31、静岡市)の「祖父の手帳」に贈る。新聞配達員だった祖父を亡くした時、遺品の手帳を開いた大塚さん。配達先の人の通院予定や畑の農作物などが書き込まれているのを目にして「地域の人たちをどれだけ愛していたか、初めて知った」とつづった。

 中学生・高校生部門の最優秀賞は塚本凌大さん(17、愛知県刈谷市)の「新聞と一緒に届いた心遣い」。家の玄関にすみ着くツバメのふんで新聞が汚れないよう、雨が降っていない日もビニールでくるんで届けてくれた配達員の心遣いがうれしかったと記した。

 小学生部門の最優秀賞には、空手の大会に向かう早朝に笑顔で見送ってくれた配達員との交流を書いた高山京慧さん(9、青森県弘前市)の「え顔のプレゼント」を選んだ。

 このほか3部門で審査員特別賞、優秀賞各1件、入選各7件を選んだ。フリーアナウンサーの小林麻耶氏が特別審査員を務めた。応募は6065編だった。

 入賞作はこちら

(2020年9月30日)

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