新聞ゲームで集中力UP 小学生の脳波測定 新聞協会
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新聞紙1枚で作った紙飛行機で友人と飛距離を競わせると子供の集中度が20%高まった――。新聞協会はこのほど、新聞を使ったゲームで遊ぶ小学生の脳波測定実験の結果を発表した。紙飛行機飛ばしでは興味や意欲の度合いが開始前と比べ28%高かった。新聞協会の特設ウェブサイトでは、子供が新聞ゲームで遊ぶ姿を映した1分23秒の動画を公開している。
六つのゲーム中の脳波を測定した。被験者は小学生8人。集中の度合いは紙面上の写真からより多くの動物を探すゲームでも17%上がった。新聞紙1枚をちぎらずに破いた長さを競うゲームでは、興味・意欲の度合いが30%伸びた。
新聞協会は4月、子供の「知育」に役立つとして新聞を使った21種のゲームを開発。今月9種を加えた。監修者の大谷直史鳥取大准教授は、新聞ゲームは「ストレスなく活字に触れるきっかけになる」とみている。
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(2020年10月27日)