新聞の総発行部数 7.2%減 3509万1944部 落ち幅は最大 2020年10月新聞協会調べ
新聞協会経営業務部がこのほどまとめた発行部数調査によると、協会加盟の日刊116紙の総発行部数は2020年10月現在で3509万1944部だった。前年比(以下同)7.2%減で、減少幅は過去最大。部数でみると271万9304部落ち込んでいる。
116紙の内訳は一般紙100、スポーツ紙16。発行形態別では朝夕刊セット紙が32、朝刊単独紙が72。夕刊単独紙は12。
一般紙の合計は6.9%減の3245万4796部だった。スポーツ紙は10.1%減の263万7148部。発行形態別にみると、朝夕刊セット部数の合計は13.9%減の725万2724部だった。朝刊単独部数は5.2%減の2706万4065部、夕刊単独部数は7.2%減の77万5155部だった。
全国12の地区別にみると、減少幅は近畿が最も大きく8.8%減。東京(8.7%減)、大阪(8.0%減)、関東と九州(ともに7.8%減)が続く。
四国は7.5%減、中国は6.4%減、中部が6.1%減。北海道は5.0%減、東北は4.7%減、北陸が4.2%減、沖縄は2.9%減だった。
1世帯当たりの部数は0.05部減の0.61部。
(2020年12月22日)