関西、福岡・山口地区販売改革会議 活動の進捗確認
福岡・山口地区の販売改革推進会議が3月17日、新聞協会会議室で開かれた。山口寿一会長(読売)、渡辺雅隆販売改革特別委員長(朝日)、発行本社の販売局長らが出席し、販売改革の進捗を確認した。渡辺委員長は業界の自浄能力を示せるよう、次のステップに向けて努力したいと語った。
帆谷史彦世話人(朝日西部)が報告した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で店主会の開催頻度は少なくなったものの、景品提供ルールを順守する店主会は着実に増えていると説明した。渡辺委員長は「コロナ下で一定の成果を挙げたことを評価する」と述べた。
続いて開かれた関西地区の販売改革推進会議では、鵜川勝利世話人(毎日大阪)が大阪市で完全正常化に向けた工程表が完成したと報告した。渡辺委員長は「取り組みを緩めると元の状況に戻りかねない。業界を挙げて改革に取り組む姿勢を示し続けることが重要だ」と呼び掛けた。
(2021年3月17日)