子供たちが船長に取材 新聞作りを学ぶ ニュースパークでオンライン講座
船と港に関する情報を題材に新聞作りを学ぶオンライン講座が7月28日、ニュースパーク(新聞博物館)で開かれました。コンテナ船などで船長を務めてきた日本船長協会の長田泰英常務理事が船の特徴や船上での業務について講演。小学3~6年生34人が記事の執筆に向けて感想をまとめました。日本海事広報協会が主催しました。
ニュースパークは子供や保護者の関心に応じたテーマの専門家を招き、質問に答えてもらう場を提供しています。学んだ内容を記事にまとめることで、新聞記者の仕事についても理解を深めてもらう狙いです。
ニュースパークの平沼隆志新聞製作マネジャーが「船の大きさや運べる物など、数字や具体例を聞くことが大事」と取材のコツを教えました。その後、長田船長が家具や自動車などを船に乗せて運ぶ仕事の内容を説明。船内には運動やゲームなどを楽しむ場所もあると話しました。児童からは「世界で一番大きな船にはどのくらいの荷物が積めるのか」「動物も運べるのか」などの質問が出ました。
平沼マネジャーが講演の感想を記事化する方法を指南しました。「船員も業務時間外にゲームをしていることが意外だった。これを記事に書きたい」などの感想が挙がりました。
(2021年7月28日)