被災地報道、防災を考える 東北各紙担当者らによる3講演 震災展関連でニュースパーク
ニュースパーク(新聞博物館)は東日本大震災からの復興への歩みを巡る報道と新聞社の活動を紹介する企画展「伝える、寄り添う、守る――『3・11』から10年」に関連する講演会を8月21、28日と9月19日に開きます。被災地報道と地元紙の役割、東京電力福島第一原発事故から10年がたった福島県を報じる上での課題、防災・減災への取り組みについて、東北各紙の担当者らが講演します。
新型コロナウイルス禍を考慮し、オンライン会議システムZoom(ズーム)での聴講も受け付けます。参加費はオンラインが各回500円。3回全て申し込むと1000円(それぞれ税込み)。会場参加は入館料のみかかります。
申し込み先はこちら(イベント管理サイト・ピーティックス)。会場参加はメール(npevent@pressnet.jp)と往復はがきでも受け付けます。会場参加は各回50人まで。定員に達し次第締め切ります。
各講演会の詳細は以下の通りです(演題は仮題、登壇者の敬称略)。ニュースパークのウェブサイトにも掲載しています。
①8月21日午後1時30分~3時30分「地元紙が伝えた10年とこれから」熊谷宏彰(岩手日報社・報道部長)、今里直樹(河北新報社・報道部長)、円谷真路(福島民報社・報道部長)、中田和宏(福島民友新聞社・報道部長)、司会=瀬川至朗(早稲田大学大学院教授)
②8月28日午後1時30分~3時30分「福島の伝え方 東京電力福島第一原発事故から10年」紺野正人(福島民報社・論説委員会幹事)、高橋満彦(福島民友新聞社・論説委員長)、関谷直也(東京大学大学院准教授、司会=高橋宏一郎(共同通信社・編集局次長)
③9月19日午前10時~午後零時30分「防災・減災に向けて 新聞社に求められること」室崎益輝(兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科長)、石川淳哉(助けあいジャパン共同代表)、武田真一(宮城教育大学特任教授、元河北新報社)、梶岡修一(神戸新聞社・取締役DX統括本部長兼報道コンテンツ本部長、編集局長)、司会=尾高泉(新聞博物館館長)
(2021年8月10日)