戦争伝える資料 ミニ展示で紹介 ニュースパーク
ニュースパーク（新聞博物館）は過去の企画展で展示した「戦争」に関する所蔵資料を3階常設展示であらためて紹介しています。イラク戦争を従軍取材中だった記者が「米国に肩入れした記事を書いていないか」との葛藤を明かす2003年4月1日付朝日新聞の記事などを並べました。日露戦争からイラク戦争までの資料を通じ、新聞社が政府や軍による取材制限などの困難に直面しながらも、戦争を伝えてきた歴史を伝えます。ミニ展示「企画展で振り返る20年のあゆみ」の締めくくりです。
1945年8月11日付毎日新聞も展示。言論統制の下、長崎に投下された原爆について「新型爆弾らしきもの」と表記し、被害は「極めて僅少」と報じています。
展示は9月5日までの予定です。
展示の概要はこちらでご覧いただけます。
（2021年8月24日）
