新聞で謎解き 小学生が挑戦 オンラインイベント開催
新聞協会は10月16日、新聞を使って謎解きに挑戦する親子向けのオンラインイベント「怪盗SHINBUNからの挑戦状」を開きました。参加者はお題に応じて指定された言葉を記事から探したり、新聞紙での工作に取り組んだりしました。毎日新聞社学生新聞編集部の田村彰子記者、お笑いコンビ・流れ星☆と共に挑みました。子供計約370人が参加しました。
イベントは謎解きの難易度に応じ、小学1~3年向けと4~6年向けの2部制としました。新聞紙に包まれたものが何かを当てるゲームでは、包んだ新聞に載っている記事をヒントとして提示。米プロバスケットボールNBAの八村塁選手に関する記事が掲載された新聞でボールを包み、参加者に出題しました。
田村記者、新聞を使った「知育」ゲームを開発した鳥取大学の大谷直史准教授、関西学院大学の武田信吾助教授が家庭学習での新聞の活用法などについて保護者向けに話すコーナーも設けました。田村記者はアナウンサーになりきって記事の前文を音読する手法を紹介。「家族の中で誰が一番上手に読めるかを競うのも面白い」と述べました。子供の新聞への興味を喚起するには、毎朝ポストから取ってきてもらうなど接触の機会を作ることが重要と説きました。
新聞を家庭学習に役立てる46のアイデアをまとめた「しんぶんでおうち学習図鑑」(ダウンロードはこちら)も紹介しました。大谷氏と武田氏が、おすすめの学習法をそれぞれ発表しました。
イベントの映像はこちら(動画配信サイト・ユーチューブの「しんぶんのワッ!」公式チャンネル)で配信しています。
(2021年10月16日)