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東京五輪・パラ取材を写真記者が回顧 ニュースパークイベント

 ニュースパーク(新聞博物館)は11月3日、今夏の東京五輪・パラリンピックを報じた写真記者2人に取材の様子などを聞くイベントを開きました。スポーツニッポン新聞社写真映像部の光山貴大記者は無観客となった会場での取材について、観客の視線をさえぎらないか気を配る必要がなく、通常より自由な画角で撮影できる利点があったと話しました。一方、シャッターを切る好機を声援から推し量れないことがもどかしかったと振り返りました。

 会場で撮った写真を社に送るため、競技中でもパソコンに目を向けている時間が長かったといいます。有観客であればこうした状況でも「会場の盛り上がりがカメラを構える合図になる」と説明しました。

 読売新聞社写真部の守谷遼平記者は昨年3月、ギリシャ・アテネで実施された聖火採火式を現地から報じました。「歴史に残る大会として、少しでも良い写真を残そう」との思いで取材に臨んだと話しました。

 イベントは9月に終了した東京五輪・パラリンピック報道展の一環。東京写真記者協会の渡辺幹夫事務局長が進行を務めました。オンラインも併用し計40人が参加しました。

(2021年11月3日)

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