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販売所従業員数5.2%減 2022年10月 最盛期の半数割る 販売委員会調べ

 新聞協会販売委員会がこのほどまとめた調査結果によると、2022年10月1日現在の新聞販売所従業員総数は前年比(以下同)5.2%減の23万4540人でした。人数でみると1万2940人減りました。減少率は調査開始以来最大だった21年から0.1ポイント縮小しました。販売所数は3.5%(503店)減の1万3773。減少率は0.3ポイント縮小しました。従業員数は最盛期(1996年)の48.5%となりました。販売所数は、最も多かった89年の57.8%。

 従業員総数の99.8%を占めるおとな従業員は5.2%減の23万3988人。内訳は専業従業員が6.9%減の3万7670人、副業従業員は5.2%減の19万2571人。学生は12.5%増の3747人で、3年ぶりに増えました。

 新聞少年は12.1%減の552人。内訳は中学生が13.1%減の119人、高校生は11.8%減の433人でした。

 従業員総数に占める就労形態別の構成比をみると、副業が82.1%(0.1ポイント増)で最も多くなりました。専業は16.1%(0.3ポイント減)、学生が1.6%(0.3ポイント増)。新聞少年は0.2%(0.1ポイント減)でした。

 外国人従業員は2.3%減の2582人。全体に占める割合は前回と同じ1.1%。東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県で働く人が69.5%を占めます。

 従業員の性別の構成比は男性が60.8%、女性が39.2%。男性が0.5ポイント拡大しました。

 1店当たりの平均従業員数は0.3人減の17.0人でした。

 所長とその家族は集計していません。ただし、配達などに従事し賃金の支払いを受ける家族は含みます。

 新聞販売所従業員数の推移はこちらでご覧いただけます。

(2023年2月14日)

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