就活の情報収集 出所見極め重要 新聞協会セミナー
新聞協会は11月29日、就職活動を控える大学1、2年生を対象に、情報収集のコツを伝えるオンラインセミナーを開きました。キャリアコンサルタントの羽田啓一郎氏は、インフルエンサーがSNS上で就活を指南する動画について真偽が不確かである場合が多いと指摘。情報の出所を見極めることが重要だと話しました。日本経済新聞社の小熊由美子エリアセールスユニット長補佐は、正確な情報発信のために事実確認を徹底する記者の役割を紹介しました。
就活を終えた学生も登壇しました。学生は今回のセミナーに合わせて新聞を試読。ニュースの価値判断が分かる新聞に触れることは、インターネット上の情報の重要性を考える上でも役立つと話しました。幅広い情報を扱う新聞を読む大切さについて参加者に呼び掛けました。
セミナーはマイナビと連携し実施。76人が申し込みました。このうち68人が試読を申し込みました。
(2023年11月29日)