総発行部数7.3%減 2859万486部 2023年10月新聞協会調べ
新聞協会経営業務部がこのほどまとめた発行部数調査によると、協会加盟の日刊110紙の総発行部数は2023年10月時点で2859万486部でした。前年比(以下同)7.3%減で減少幅は過去最大。部数でみると225万6145部落ち込みました。
110紙の内訳は一般紙96、スポーツ紙14。発行形態別では朝夕刊セット紙が23、朝刊単独紙が77。夕刊単独紙は10。
一般紙の合計は7.0%減の2667万4129部でした。スポーツ紙は10.9%減の191万6357部。発行形態別にみると、朝夕刊セット部数の合計は24.8%減の445万6199部でした。朝刊単独部数は2.9%減の2368万1695部でした。夕刊単独部数は12.6%減の45万2592部でした。
全国12の地区別にみると、減少幅が最も大きいのは大阪で9.8%減。近畿(9.6%減)、東京(8.4%減)、九州(8.3%減)と続きます。
北海道は7.4%減、四国7.3%減、関東6.8%減。中部は6.6%減、中国6.5%減、沖縄4.8%減、北陸4.7%減、東北4.5%減でした。
1世帯当たりの部数を算出すると0.04部減の0.49部。人口千人当たりの部数は、28部減の270部となりました。
新聞の発行部数と世帯数の推移はこちらでご覧いただけます。
(2023年12月26日)