<NIE全国大会・分科会>国際女性デーの各紙1面を比較 実施の公開授業で
分科会では、京都先端科学大付属中・高の伊吹侑希子司書教諭(新聞協会NIEアドバイザー)が、新聞に掲載されたジェンダーに関する記事を切り口に生徒が報道の狙いについて考える公開授業を実施しました。高3の生徒21人は3月8日の国際女性デーに焦点を当て、班に分かれ全国紙5紙、地方紙70紙、海外紙22紙の1面を比較。その結果を報告しました。
生徒の調べによると、日本の新聞75紙のうち、国際女性デー関連の記事を1面に載せたのは44紙でした。朝日の紙面を調べた班は、今年の1面と過去2年分の同紙の同日付1面を比較。今年は全ての記事がジェンダーを扱っていたと発表しました。各班は今後の国際女性デーの報道についても話し合いました。
(2024年8月2日)