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放送100年の歴史振り返るミニ展示開催  ニュースパーク

 ラジオ放送の開始から、3月22日で100年を迎えました。ニュースパーク(新聞博物館)は15日から、新聞資料で放送メディアの歩みをたどるミニ展示を開いています。NHKの前身・東京放送局による仮放送を伝える東京朝日の紙面(1925年3月23日付)を紹介。放送室にいた係員らが8〜9人だったのに対し、「数万の聴き手は眼に見えない多くのラジオフアンであるから何だか今までに見た事のない変てこな場面であつた」と記されています。

 同年7月の本放送開始に合わせ、ラジオ番組の紹介面を設けた読売新聞(11月15日付)も展示。同面は現在のラジオ・テレビ欄の先駆けとなりました。「ラジオは新聞の競争相手」との見方も多かった中、当時の正力松太郎社長が、紙面に放送内容や解説を載せれば聴取者に喜ばれ、部数増につながると判断したとの経緯も紹介されています。

 展示数は計9点です。NHKがラジオ番組の放送予定などを伝えた「週刊NHKラジオ新聞」の創刊号(50年1月1日)なども見られます。4月13日まで。

 ※展示の概要はこちらでご覧いただけます。

(2025年3月22日)

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