2006年 8月号(No.661)
小泉政治と報道の軌跡
小泉政治と報道の軌跡
- 「凧の論理」と「二分法」の功罪
- 小泉劇場に幻惑され奥行きを欠いた政治分析報道 ... 宇治 敏彦(中日)
- 劇場外交に踊らされたメディア
- 政治と国民の間に立った多角的な報道を ... 星 浩(朝日東京)
- メディアはこの五年間で何を学んだか
- 新聞が目指すべき読者のための経済報道とは ... 磯野 彰彦(毎日東京)
- 劇場の観客はどこへ向かうのか
- 読者の声から考える新聞の"出番" ... 田中 信明(読売東京)
- 道民の生活実感を伴う報道に腐心
- 地域の現場から伝え続けた小泉改革の実像 ... 久保田裕之(北海道)
- 新聞は権力監視の役割を取り戻せ
- 広い視野での発想が求められる ... 山口 二郎(北海道大)
水俣を未来にどう生かすのか
- 「もう、よかバイ」の声が消えるまで
- 水俣を伝え続ける仕事は終わらない ... 並松 昭光(熊本日日)
- 今だからこそ、報道は自由な視点で
- 戦後日本の禁忌から解き放たれて ... 東島 大(NHK)
- 水俣病事件とマスメディア
- 個々の現象を規定する大状況の洞察を ... 丸山 定巳(久留米工業大)
【憲法論議と新聞の役割】
- 憲法の「原風景」にこだわる
- 何を議論すべきかを読者に問い続けたい ... 小笠原康晴(静岡)
- 「知る権利」守る特殊指定は現行維持
- 公取委が見直し論議で「結論見合わせ」を発表 ... 荒木 高伸(朝日)
イラク取材記〈再びサマワへ〉
- 報道阻んだ日本政府の閉鎖性
- イラク自衛隊活動に対する詳細な検証を ... 飯塚 恵子(読売)
スポーツ新聞60年
- 時代の上澄みをすくい上げる
- "固有名詞"を中心にすえた紙面づくり ... 石井 秀一(日刊スポ)
連載
- 〔特派員万華鏡〕返還から九年の香港を報じる
- 一国二制度の街から伝えるアジアの今 ... 鈴木 嘉人(テレビ東京)
- 〔前線記者〕翻弄され続ける負の連鎖
- ドミニカ移民訴訟を追って ... 宮田 佳成(南日本)
- 〔ザ・ショット〕ナンザ拝み
- 珊瑚礁の海に伝わる伝統行事を撮る ... 山城 博明(琉球)
- 〔わが支局 わが日々〕
- 新生・八幡平市 ... 国井 勝利(岩手日報・八幡平支局)
- 〔地方紙社説・論説総覧〕
- 地方からこの国の今を見る(2006年6月) ... 新聞協会審査室
随想
血染めのブルゾン | 田仲 拓二(朝日大阪) |
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ある遭難と匿名発表 | 園部 高秀(常陽) |
文明の向かう先 | 田川 邦男(長崎) |
現場主義 | 桂 英治(静岡放送) |
ブックレビュー
新聞日誌(2006年6月)