2007年 2月号(No.667)
生命倫理へのアプローチ / いじめ自殺と報道
生命倫理へのアプローチ
- 医療倫理とジャーナリズムの視点
- 生命の"いま"を報じてきた半世紀 ... 水野 肇(医事評論家)
- 市民の熟考を促すために
- 医療技術の発展にともなう報道の留意点 ... 小西 宏(朝日東京)
- 病気腎取材で考えた「移植報道」
- 一人でも多くの声を聞いて考えたい ... 大場 あい(毎日東京)
- 「生殖医療と倫理」の先にあるもの
- 関係者の思い伝え、読者に判断材料を提供する ... 田中 秀一(読売東京)
- 医療現場でもがく患者の思いを伝える
- 実名で報じることの重みを抱えて ... 岡本 晃明(京都)
- 〈2006年マスコミ関係判例回顧〉
- 取材源秘匿めぐる判断が大きな争点に ... 山田 健太(専修大)
いじめ自殺と報道
- 不条理への憤りが支えた報道
- 事件から一年、教育現場への配慮に悩みながら ... 丸山 謙一(読売北海道)
- 紙上で処方せん示す取り組み
- 一過性の報道に終わらせないために ... 小野 博宣(毎日東京)
- 学校の隠ぺい体質と揺れた事実認定
- 重い問題報じるメディアの姿勢が問われている ... 田島 豪人(岐阜)
- 各社ごとのガイドライン策定が急務
- 予防のための報道に一層の努力を ... 清水 康之(ライフリンク)
- 国際放送の「いま」を考える
- 英国政府とBBCワールドサービスの対応 ... 門奈 直樹(立教大)
連 載
- 〔特派員万華鏡〕広州市民の"メディア感"とは
- 外国メディアは庶民のよりどころ ... 菅原 透(日経)
- 〔わが支局 わが日々〕
- 自然、観光、共生 ... 高橋 敦司(福島民友・猪苗代支局)
- 〔前線記者〕読者との近さは責任の重さ
- 存廃に揺れるばんえい競馬を報じる ... 小林 祐己(十勝毎日)
- 〔ザ・ショット〕厄介者の襲来
- 越前海岸の"悪しき代名詞"を撮る ... 柿木 孝介(福井)
- 〔地方紙社説・論説総覧〕
- 地方からこの国の今を見る(2006年12月) ... 新聞協会審査室
随想
正念場 | 金城 英男(沖縄タイ) |
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通信環境と記者 | 谷 定文(時事) |
「功名が辻」と土佐人 | 宮村 憲章(高知) |
齢五十九、二〇〇七年、メモリアル | 吉野俊太郎(読売テレビ) |
データ&リサーチ 日刊紙の都道府県別発行部数と普及度(2006年)
ブックレビュー
新聞日誌(2006年12月)