2008年 8月号(No.685)
個人情報保護法と過剰反応問題 / 格差社会の深層に迫る
個人情報保護法と過剰反応問題
- 表現の自由との調整図る制度見直しを
- 出発点となるメディア内部の議論 ... 田原 和政(日経)
- 各地で相次ぐ匿名発表、情報隠し
- 全国の取材網を通じた実態調査から考える ... 伊藤 正志(毎日東京)
- 法改正による問題解消と意識の成熟へ
- 個人情報保護の制度面からの考察と提言 ... 森田 明(弁護士)
格差社会の深層に迫る
- 労働者の立場で制度と実態とらえる
- 「偽装請負」「残業代ゼロ制度」報道が作った潮目 ... 林 美子(朝日東京)
- 隠された貧困を社会に問い続ける
- ネットカフェ難民」映像で活字で描いた ... 水島 宏明(日本テレビ)
- 底辺に生きる生身の姿伝えてほしい
- 反貧困活動の現場から報道への期待と注文 ... 湯浅 誠(NPO法人もやい)
- 「国益」の犠牲となった山陰の実像
- 構造改革の傷癒やす処方せん 住民と共に探る ... 舟越 幹洋/杉谷 健司(山陰中央)
- お産ができない離島の現実
- 地域医療の崩壊防ぐために ... 新垣 毅(琉球)
- 多メディア対応が事業成功の鍵
- 世界編集者フォーラムの討議から ... 山口 光(共同)
〈資料〉「2008年編集局バロメーター調査」結果抜粋
- 知る権利の危機はらむ事前報道制限
- ねじれ国会がもたらした同意人事の迷走劇 ... 鳥山 忠志(読売東京)
- 李政権、メディア対策誤り早くも苦境
- ネット世論の影響力強まる韓国 ... 北条 稔(時事)
- 記憶の伝承に向けた新聞の役割
- 戦後60年の夏、各紙紙面の調査から ... 向井 嘉之(聖泉大)
連載
- 〔特派員万華鏡〕二元論では理解できない運命共同体
- 馬英九政権誕生で見えた台湾社会の複雑さ ... 野崎 雅敏(中日)
- 〔ザ・ショット〕ふるさとの誇り
- 農業の永続性を写真で表現 ... 清原 浩之(愛媛)
- 〔わが支局 わが日々〕(いわき民報・小名浜支社)
- 町が凍る大事故に遭遇 ... 荒川 宏史
- 〔前線記者〕スピード感ある改革に目が離せぬ日々
- 注目集める橋下府政を取材して ... 田井東一宏(産経大阪)
- 〔地方紙社説・論説総覧〕
- 地方からこの国の今を見る(2008年6月) ... 新聞協会審査室
随想
大人気の完熟マンゴー | 勝部 一之(宮崎日日) |
---|---|
「CHANGE」体験 | 田崎 史郎(時事) |
古書の街から | 花岡 明生(市民タイムス) |
東京とオリンピック | 本間 雅之(東京メトロポリタンテレビ) |
- メディアスコープ
- (1)青少年有害情報規制法が成立 ... 林 恭一(新聞協会)
- (2)新聞協会が訪問販売の自浄努力を推進 ... 内田 雄一(新聞協会)
ブックレビュー
新聞日誌(2008年6月)