2010年 8月号(No.709)
密約問題の報道視点
密約問題の報道視点
外交の真意、国民への説明責任――密約問題の取材を振り返って
中澤 雄大(毎日東京)
「盟約の闇」を追って――核密約と外務次官証言
太田 昌克(共同)
なお残る問題、報道は一層の奮起を――外務省有識者委報告書をまとめた立場から
春名 幹男(名古屋大)
記録資料への意識見直す契――再認識された公文書管理の重要性
松岡 資明(日経)
差別と犠牲を断つため――普天間問題をめぐる沖縄地元紙の立場
普久原 均(琉球)
良心・品質・育成――第50回紙面審査全国懇談会から考える
細田 裕 / 髙本 雅夫(読売大阪)
ラ・テ面史上空前の大変更――放送完全デジタル化まであと1年
寺村 剛(東京ニュース)
新聞は社会メディア――2009年全国メディア接触・評価調査の結果から
佐々木竜介(新聞協会/毎日東京)
新たな教育目標とNIE――「新聞」の位置づけからみた新学習指導要領
赤池 幹(新聞教育文化財団)
学習指導要領・解説書における新聞関連の記述(1)<小学校・中学校>
「読者とつくる」新媒体――ツイッターと連動した「MAINICHI RT」
中島 みゆき(毎日東京)
交流通し地域経済の活性化へ――北東アジア交流プロジェクトの取り組み
佐藤 勝則(新潟)
「第6のメディア」の可能性――デジタルサイネージの現状と産経新聞の実践
遠藤 一夫(産経東京)
コンテンツ展開の国際化戦略――ウォール・ストリート・ジャーナル日本版の狙い
林 良輔(ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン)
連載
わかりやすさを考える(5) 親切な紙面、切実に<熊本日日「NIEと解説記事」の巻>
松下 純一郎(熊本日日)
特派員の日常から(ブリュッセル)どこまでいく、欧州統合――人口5億人のダイナミズム
井田 香奈子(朝日東京)
地方紙社説・論説総覧 地方からこの国の今を見る(2010年6月)
新聞協会審査室
わが支局 わが日々(陸奥・黒石支社)「こみせ」がつなぐ心
木村 歩
ザ・ショット 旅の集大成――「永遠のような」2分間の成果
東山 正宜(朝日東京)
前線記者 「市民感覚」で変わる刑事司法の歴史――明石歩道橋事故の起訴議決を取材して
霍見 真一郎(神戸)
随想
福岡大空襲の日に
豊田 滋通(西日本)
大野藩の財政再建
四戸 友也(福井)
新たなるネットワーク
柴田 隆(山形)
メディアスコープ
流れを変えたテレビ討論――英国の2010年総選挙の報道
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
ブックレビュー
新聞日誌(2010年5月)