2011年 7月号(No.720)
東日本大震災と報道(第2回)
東日本大震災と報道(第2回)
危機に問われる新聞力──読者と築く31世紀への証言
東根千万億(岩手日報)
未曽有の災害連鎖を伝える報道──パニック、風評被害回避に細心の注意
加藤 卓哉(福島民友)
総合力で新聞の力を示すために──必要とされる報道とその取材体制
松田 陽三(読売東京)
特別紙面「希望新聞」の取り組み──情報のライフラインとしての活字メディア
尾崎 敦(毎日東京)
現場取材で感じる人々の思い──被災者と向き合い、書き続ける
川﨑 勉(茨城)
被災者起点と共助を座標軸に──震災時における論説の役割
鈴木 素雄(河北)
阪神・淡路から東日本へ──16年前に震災を経験した地元紙として
太田 貞夫(神戸)
事業継続のためリスク分散を──浮かび上がった資材調達の課題
清水 忠(毎日)
災害時の新聞輸送の確保──高速道の不通、燃料不足に対応
越後 仁士(読売東京)
「3・11」という出発点──被災地が示唆する新聞販売の可能性
加藤伊佐雄(河北)
データと現場をもとに啓発の役割担え──安全学の立場からみた震災報道
村上陽一郎(東洋英和女学院大)
マスメディアと「三重の壁」──福島原発事故にみる報道の役割と課題
吉岡 斉(九州大)
自分を守り、取材対象者を守る──ジャーナリストの惨事ストレスをどう防ぐか
松井 豊(筑波大)
震災時における報道、メディアの課題──地域情報、風評被害、広告の観点から
関谷 直也(東洋大)
避難所における新聞・メディア──被災者への聞き取り調査の結果から
新聞協会事務局・避難所取材班
連載
〔わかりやすさを考える〕 (16)「読んでもらう」近道に <高知「こども編集部」の巻>
松井 直人(高知)
〔ようこそニュースパークへ〕(61) 初の艦砲射撃
春原 昭彦(上智大)
〔ザ・ショット〕 排気塔、止まった時間──原発5キロ圏内での取材
相場 郁朗(朝日東京)
〔わが支局 わが日々〕 (中日・設楽通信部)ダム建設をめぐって
諏訪 慧
〔地方紙社説・論説総覧〕地方からこの国の今を見る(2011年5月)
新聞協会審査室
〔特派員の日常から〕(ニューヨーク)アメリカ経済の今を伝える──「自由の国」の取材術
洪 由姫(テレビ東京)
〔世界の新聞界の動き〕(35) デジタル化とソーシャルメディアの拡大──注目集める三つの調査結果から
廣瀬 英彦(東洋大)
〔前線記者〕 露呈した法律のグレーゾーン──焼き肉チェーン店集団食中毒事件を取材して
浜田 泰輔(北日本)
〔ブックレビュー〕 〔新聞日誌〕(2011年5月)
随想
相馬市長の志
後藤 謙次(ジャーナリスト)
祭りの後
三好 正二(宮崎日日)
2か月先を思い、悩む
鬼頭 恒成(朝日)