2011年 9月号(No.722)
東日本大震災と報道(第4回)
東日本大震災と報道(第4回)
くらし・企業を伝え、「視点」示す──経済への影響をどう報じるか
新実 傑(日経)
「ぶら下がり」取材の功と罪──復興構想会議に参加した立場から
橋本 五郎(読売東京)
求められる地域密着の震災報道──首都圏最大被災地の地元紙として
大澤克之助(千葉)
そのときテレビ・新聞は何を伝えたか──地震直後の報道の概観
遠藤 薫(学習院大)
地域社会との新たな関係づくり──震災で一気に顕在化したネットへのニーズ
佐藤 和文(河北)
原発災害報道にツイッターを活用──テレビ・ラジオを補う効果
本保 晃(NHK)
<インタビュー>
新聞社の高い取材力を実感──グーグルと被災地の地元紙との連携
長谷川 泰(グーグル)
長野県栄の震災をどう報じたか──「忘れられた被災地」を取材して
東 圭吾(信濃毎日)
大災害の発生予防に向けて──国連がメディア向けガイドラインを発行
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
ACの40年とその意義──節目の年に経験した東日本大震災
草川 衛(ACジャパン)
もしも新聞記者がマクルーハンの「メディア論」を読んだら
──生誕100年に新聞の次の姿を考える
服部 桂(朝日)
伝説の写真家が問うチェコ事件──「ジョセフ・クーデルカ プラハ1968」展を開催して
丹羽 晴美(東京都写真美術館)
連載
〔わかりやすさを考える〕 (18)動画を「伝える武器」に <東奥「NETテレビ」の巻>
平野 陽児(東奥)
〔ザ・ショット〕 「希望」を乗せて──感情を抑え、被災地に寄り添う
佐々木浩明(河北)
〔地方紙社説・論説総覧〕 地方からこの国の今を見る(2011年7月)
新聞協会審査室
〔ようこそニュースパークへ〕 (62)満州事変の勃発
春原 昭彦(上智大)
〔特派員の日常から〕 (ロンドン)自由社会の真価を考える──英国におけるユーモアの意味
有賀 信彦(中日)
〔世界の新聞界の動き〕 (36)混迷極めるイギリスの電話盗聴事件
──ニューズ・オブ・ザ・ワールドが廃刊に
廣瀬 英彦(東洋大)
〔わが支局 わが日々〕 (埼玉・秩父支局)祭りの豊富な山国
磯田 正重
〔前線記者〕 求められるエネルギー政策の方向性──「節電の夏」を取材して
柳原美砂子(毎日東京)
随想
追悼花火
鐙 隆千代(秋田魁)
もういくつ寝ると
小川 哲哉(北國)
「ありのままに」伝える
田村 智雄(スポニチ)
メディアスコープ 難しい「7月24日」の位置付け──東北3県を除き地デジに移行
秋山 衆一(共同)
データ&リサーチ
新聞・通信社の従業員数・労務構成調査(2011年4月)