2012年 2月号(No.727)
東日本大震災と報道──エネルギー政策への視点 / オウム裁判の区切りを迎えて
東日本大震災と報道──エネルギー政策への視点
「脱原子力」支える社会をつくる──メディアの歴史的責任と今後の役割
竹内 敬二 (朝日東京)
エネルギーの最適な組み合わせを探る──中長期的視野に立った政策報道の取り組み
松田 陽三(読売東京)
「論争」で読者の関心に応える──政策の転換求め、地震国の原発を問う
中井 和久(毎日東京)
求められる国家安全保障としての認識──現実路線で「減原発」を支持
谷口 正晃(産経東京)
次世代への責任──再生可能エネルギ─の普及へ向けて
斎藤 正明(北海道)
責任感と現実感のある論議を──ベストミックスの立場からみた新聞報道の問題点
石井 彰(エネルギー・環境問題研究所)
脱・原発依存の具体的道筋とは──再生可能エネルギーの動向と新聞報道への期待
倉阪 秀史(千葉大)
オウム裁判の区切りを迎えて
「第2のオウム」防ぐためには──不安定化する社会での報道の課題と教訓
和佐 徹哉(日経)
問われたメディアの姿勢とその変化──裁判取材、松本サリン事件などから考える
瀬口 晴義(東京)
戦争以来変わらぬ日本の姿を見る──裁判傍聴記「オウム法廷」を通じて
降幡 賢一(元・朝日)
ニュースはなぜ“急になくなった”のか──タイの洪水報道から考える
黒河 陽平(TBSテレビ)
地域ブランド発信の一翼担う──ウェブサイト「盆栽 BONSAI」の役割
英 誠一朗(四国)
【2011年マスコミ関係判例回顧】
最高裁が配信サービスに新判断──掲載紙の責任否定、内容には懸念も
赤木 孝次(新聞協会)
連載
〔わかりやすさを考える〕(第23回)「?」を「!」に変える <静岡「こどもかがく新聞」の巻>
木下 克巳(静岡)
〔ザ・ショット〕枠を超えて──被写体の個性を生かす多重露光
中村 桂吾(信濃毎日)
〔地方紙社説・論説総覧〕──地方からこの国の今を見る(2011年12月)
新聞協会審査室
〔わが支局 わが日々〕(佐賀・鳥栖支社)祝・悲願のJ1昇格
宇都宮 忠
〔前線記者〕被疑者・被告の言い分伝える報道の役割──福井女子中学生殺人事件再審開始決定を取材して
小林 真也(福井)
〔特派員の日常から〕(北京)街・国境・空港で──中国大陸から見た金総書記死去と北朝鮮
長谷川次郎(日本テレビ)
随想
上を向いて……
林 義亮(神奈川)
地産地消で40年
吉田 誠(市民タイムス)
「結い」の心
大野 純一(南海日日)
データ&リサーチ
①日刊紙の都道府県別発行部数と普及度(2011年)
②第48回全国新聞販売所従業員総数調査(2011年)
ブックレビュー
新聞日誌(2011年12月)