2012年 4月号(No.729)
東日本大震災と報道──震災から1年
東日本大震災と報道──震災から1年
〈対談〉岐路に立つ新聞──歴史観持ち 分かりやすい報道を
岸井 成格(毎日)
池上 彰(ジャーナリスト)
災害対策ネットワークを「協調」の柱に──3・11後の新聞経営の課題
村田 正敏(北海道)
犠牲者の人生を残し、忘れない──あの日「生かされた」われわれの使命
太田代 剛(岩手日報)
両論併記から、溝を埋める報道へ──原発事故に苦しむ福島の実相伝える
菊池 克彦(福島民友)
「被災地を忘れない」ということ──国民的理解や協力を広げる新聞の役割
青木 康晋(朝日)
命題の答え 探し続ける──被災地から離れた地にある地方紙として
大西 祐資(京都)
県民目線で続ける沖縄基地報道──防衛局長の暴言が照らし出したもの
松元 剛(琉球)
コダックと報道写真──フィルムからデジタルへの移行の中で
星野 浅和(東京/東京中日スポ)
地域の話題を丁寧に解説──SNSと連動 佐賀発ブログ「ばってんがサイト」
樋渡 光憲(佐賀)
音楽文化の向上、新たな飛躍へ──創立50周年迎えた読売日本交響楽団
横田 弘幸(読売日本交響楽団)
〈インタビュー〉思考をうながすメディアの役割──上質な好奇心を持って建設的な問題提起を
小山 薫堂(放送作家・脚本家)
連載
〔わかりやすさを考える〕(第25回) ネット時代の新たな挑戦 <日経「電子版の取り組み」の巻>
松本 元裕(日経)
〔ザ・ショット〕数百台が止まった道──空撮の有効性を再認識
高谷 成彦(東奥)
〔わが支局 わが日々〕(岐阜・揖斐支局)揖斐の伝統支える
土屋 健一
〔地方紙社説・論説総覧〕 地方からこの国の今を見る(2012年2月)
新聞協会審査室
〔前線記者〕「再発防止」と「真相解明」の間で──尼崎JR脱線事故、前社長の無罪判決を取材して
前川 茂之(神戸)
〔特派員の日常から〕(ローマ)ディテールにはこだわらない!?──本当の「イタリア人らしさ」とは
小西 大輔(共同)
随想
時代を映す鏡
井上 浩一(中国)
読書の勧め
本多 亮(東愛知)
非常時にこそ図書館を
松岡 要(日本図書館協会)
データ&リサーチ
①日本の広告費(2011年)
②新聞用紙の需給動向(2011年)
ブックレビュー
新聞日誌(2012年2月)