2012年 9月号(No.734)
変わる取材環境と記者教育/地域の電力を考える/五輪から吹くデジタルの風
変わる取材環境と記者教育
若手育成に求められる計画的な研修制度──「新聞・通信社における若手社員の育成方法」報告書から
東 哲也(新聞協会/共同)
記者のSNS活用の可能性と研修──求められるエディターシップとマーケティング感覚
山田亜紀子(朝日東京)
九州の地方紙合同研修の試みと成果──若手記者の問題意識から考える
森永 玲(長崎)
記者の専門性をどう考えるか──「普遍性」と「本質」の追求を基盤に
安宍 一夫(北海道)
海外メディアの研修制度──ロイターの場合
金井 啓子(近畿大)
地域の電力を考える
豊かな自然が秘める地産地消の可能性──「エネルギー地域創生」長期連載企画を通して
安達 一智(山形)
メガソーラー施策を追う──地域活性化との両立を図る再生エネの先進都市
藤井 陸大(上毛)
再生可能エネルギーを復興の礎に──日ごろの課題と共に探る道筋
礒崎 真澄(岩手日報)
ロンドン五輪から吹くデジタルの風
正確かつ詳細な競技報道を重視──読者が五輪を最大限楽しめるように
坂元 隆(読売東京)
試される紙とデジタルの相乗効果──新媒体「TAP-i」で豊富な映像提供
藤山 健二(スポニチ)
いかにキラーコンテンツを確保するか──可能性と課題見えたウェブ活用
井口 裕介(北日本)
ソーシャルメディアの利用拡大──英国の五輪報道 現地リポート
小林 恭子(在英ジャーナリスト)
「考える」を育てる教育と新聞活用──NIEの可能性を確認した福井大会
四戸 友也(福井/仁愛大)
連載
〔わかりやすさを考える〕 (第30回)高齢者のニーズに応える <南日本「くらし面刷新」の巻>
田中 優子(南日本)
〔ザ・ショット〕 2年ぶりの戦国絵巻──伝統に懸ける思い、さまざまに
小山 大介(福島民報)
ようこそニュースパークへ68 アポロの月面着陸
粂川 均(新聞博物館)
地方紙社説・論説総覧──地方からこの国の今を見る(2012年7月)
新聞協会審査室
〔わが支局 わが日々〕 (茨城 土浦・つくば支社)住民の安心のために
仁平 克幸
〔特派員の日常から〕 (ニューデリー)農村に隠れたインドの実情──多民族・多言語国家を読み解く視点
藤下 超(NHK)
〔前線記者〕 被災地支援と行政不信の間で──石巻市のがれき受け入れ決定を取材して
吉武 和彦(西日本)
世界メディアウォッチ⑥ オンラインは有料か無料か?──新聞業界に新たな「カニバリ」議論
松井 正(読売東京)
随想
不死鳥ふたたび
深田 実(中日)
王さんと「伝説の左腕」
名古 光(熊野)
南から県都を見据える
宮坂 康弘(長野)
データ&リサーチ
新聞・通信社の従業員数・労務構成調査(2012年4月)