2013年 5月号(No.742)
東日本大震災と報道──アーカイブズの活用と課題
東日本大震災と報道──
アーカイブズの活用と課題「成長するアーカイブ」を目指して──
河北新報震災アーカイブの試み八浪 英明(河北)
「次」に備えるために──
東日本大震災NHKアーカイブスの取り組み宮本 聖二(NHK)
震災の記録・教訓をどう活用するか──産学官民連携、みちのく震録伝の活動
柴山 明寛(東北大)
震災・災害時情報源としてのマスメディアの役割──「311情報学」の試みから
三浦 伸也(東大)
日刊紙が消えた街とメディア
調査報道とマルチメディアで生き残り──地元新聞廃刊のコロラドにニューメディア
津山 恵子(在米ジャーナリスト)
ニューオーリンズ地元紙の日刊発行中止──地域・メディアはどう変化したか
中井 大助(朝日)
デジタルメディアの新展開──進む地方紙の試み
「本当に役立つ情報」を問い直す──神戸新聞NEXTの目指すもの
大町 聡(神戸)
一歩また一歩──西日本新聞経済電子版(qBiz)創刊半年
小出 浩樹(西日本)
地方新聞社のソーシャルメディア活用の今
八巻 恭子(河北)/和城 信行(神奈川)/奈良岡将英(静岡)
内田 雅章(福井)/樋渡 光憲(佐賀)
2013年新聞・通信社の電子・電波メディア現況調査
変化するメディア環境に対応──スマートデバイス向けコンテンツ増加
新聞協会企画開発担当
「憲法」とは何か──メディアが報じることの意味
紙谷 雅子(学習院大)
「南方週末」記事改ざん問題──中国のメディア規制と言動の自由を求める動き
隅 俊之(毎日)
共通広告指標で新たな可能性──3年目に入ったJ-MONITOR
遠藤 真也(朝日東京)/国友 美江(読売東京)
“アベノミクス”で日本の広告費は増加するか──企業業績と広告費の関係を探る
坂井 直樹(日経広告研究所)
連載
〔わかりやすさを考える〕 (第38回)じっくり考える材料を提供<日本海「ニュースの焦点」「話題を追う」の巻>
荒木 隆宏(新日本海)
〔ザ・ショット〕 事故から2年 遠い収束──原発の今 空から間近に
川柳 晶寛(中日)
〔わが支局 わが日々〕 (釧路・標茶支局)豊かな“異郷”で暮らす
山本 雅之
世界メディアウォッチ 14 米英の新聞社が相次ぎ課金表明──NYTの成功が刺激、カギは紙との連携か
松井 正(読売東京)
〔特派員の日常から〕(台北)中台対話の限界示した馬英九政権──日台漁業協議の舞台裏から
吉村 剛史(産経)
〔前線記者〕 山村の被災地 伝え続ける──長野県北部地震から2年を取材して
東 圭吾(信濃毎日)
〔よこうそニュースパークへ〕 72 「再生への道」展
新聞協会博物館担当
随想
島立ちの季節に思う
塩田 浩一(日刊スポ)
震災で庄司に再び光
飯島 一彦(下野)
戦争特派員の慰霊碑
金子 敦郎(元共同)