2013年 8月号(No.745)
社会のひずみをどう伝えるか
社会のひずみをどう伝えるか
家庭を失った子どもの実情
─ ─親子をめぐる課題を追って稲垣 信(読売東京)
埋もれた声を拾い上げる──
連載「リアル30’s」から見えてきたもの鈴木 敦子(毎日東京)
両極端な不信をつなぎ合わせる──
生活保護への厳しい視線を受け止めて石村 裕輔(朝日大阪)
セルフネグレクトに光を当てる
──地域社会に「孤立した生」を問う山本 昭子(神奈川)
「家族の絆」の落とし穴──
連載「ふくい介護のトビラ」のメッセージ伊藤 直樹(福井)
原子力災害の「いま」──
県内外のずれをどう正していくか鞍田 炎(福島民報)
「事実」を冷静に報じる──
県内のあつれき・摩擦を解消するために
〈シンポジウム採録〉
ニュースや知識をどう支えるか── ネット時代にメディアの公共性を考える
片山 善博(慶大)/齋藤 孝(明治大)/津田 大介(ジャーナリスト)
小川 一(毎日)/八塩 圭子(フリーアナウンサー=進行役)
新聞、市民、権力の関係を見つめ直そう──
IPIアンマン大会が残した宿題と教訓宇治 敏彦(中日)
オバマ政権の「メディア戦争」──
機密情報リークに厳罰有田 司(共同)
〈インタビュー〉
デジタルで成功するために── 東洋経済オンラインの挑戦
佐々木 紀彦(東洋経済)
連 載
〔わかりやすさを考える〕
(最終回) わかりやすく伝える仕掛け <読売「基礎からわかる」「クリップ」他の巻>泊 吉実(読売東京)
〔わが支局 わが日々〕 (山梨日日・富士山臨時支局
) 世界遺産山頂で取材市川 和貴
〔ザ・ショット〕 豪雨から4年”希望の光”──
町民に勇気与えた「命の瞬き」大山 伸一郎(神戸)
〔メディアスコープ〕 データとテクノロジーの持つ可能性──
「データジャーナリズム・ハンドブック」から〔特派員の日常から〕 (パリ) 変わるフランスの社会と文化
──九州の読者が求める情報を発信国分 健史(西日本)
世界メディアウォッチ17 「デジタル・ファースト」な新聞社
──〝再生人〟が手がける実験の成否は?松井 正(読売東京)
〔前線記者〕 報告遅れは「認識の甘さから──東海村J-PARC放射性物質漏えい事故を取材して
根本 樹郎(茨城)
随想
映画「おしん」と山形
山川 敏春(山形)
ASKAの五輪観
阿部 政信(北海道日刊スポ)
ブルックナーのこと
木幡 和夫(埼玉)
ブックレビュー
新聞日誌(2013年6月)